TOKIOカケルで気付いた景色 - その瞳の夢はなんですか

TOKIOカケルジャニーズWEST、神回でしたね！
「はよWESTからも誰か出演してあの年表を埋めろ」と、散々言われていた中で、念願叶ってまさかの全員出演。小さなセットでぎゅうぎゅうに座る7人が、ひたすら可愛かった。TOKIO兄さん、感謝。

異色の入所経歴持ちの淳太くんに、エリート街道まっしぐらの小瀧としげ。天使ちゃんネタでニヤニヤが止まらない流星。自己紹介トリを任せられ、プレッシャーをかけられる照史くん(かわいい)。まさかの松兄に気に入られていることが暴露*1された神ちゃんに、なで肩の濵ちゃん。*2それでも全員が努力を重ねてきて、やっとデビューという流れに、「ああ、あの話*3をするのかな」と思った。

ちょっと怖くなってしまったのは、絶対に私だけじゃない。はず。だってあの流れ、普通思うでしょ。美談にするつもりもないし、わざわざ振り返るつもりもない。古参がどや顔で語る話でもないし、新規が知ったかぶりをする話でも、ない。

でも、触れちゃいけない腫れ物の過去だったことは確かなわけだ。

ああどうするんだろう、という心配をしていたら、

桐山中間：僕らがB.A.D.で～
松岡：あ、君たちがB.A.D.だったのか！
濵田：僕がソロで…
松岡：え！？濵田お前、ピン芸人だったの！？
濵田：ピン芸人でしたね！

ピン芸人。

いや、ピン芸人て。ピン芸人てちょ、松兄！！
濵田さんあなたも「でしたね！」じゃないから。やめなさい。面白くなっちゃったでしょ。

濵田：滑り込みセーフで(メンバー入りできました)！

大笑いしてよく言ったなこの人！お陰でめちゃくちゃ面白くなっちゃったじゃん！どうしてくれんのさ、好感度爆上げだよ！これ以上好感度上げて何をするつもり！？世界中をタカヒロの優しさで包み込むつもりなの！？いいぞもっとやれ。

あの話を一切しなかったどころか、彼らは過去を笑いにまでしてしまった。もっとたくさんの苦労話があっていいはずなのに、未だにごくせんに縋っているだとか、兵庫って書けなかったとか、そんなくだらない話ばかりで。ただ今の「仲が良くておもしろいジャニーズWESTの7人」がそこにいた。神ちゃんが喋る時、カメラさんがきちんと動きを撮れるようにと上体を倒していたのんちゃん、とかね。でも座高が高すぎて、後ろの淳太くんが隠れてたけどね。それはそれで可愛いんだけどね。

結成から4年が経った。4年前感じた、苦しみと安堵感の入り交じった気持ちは、とうに昇華できていた。笑い話にできるくらい。

「24から感謝届けます」の最終公演にて、淳太くんは最後にこう語っている。

中間：泣きたい気持ちはわかる。でも俺たちは笑顔が一番やろ。

色々あったと話し、泣くメンバーもいる中で「次に行こう」と背中を押してくれる言葉だった。TOKIOカケルの年表に、彼らの名前が並んだとき、もう次のステップへ来ているんだと確信した。いつの間にか、4年の間に遠くまで来ていたらしい。

昨日のトキカケを改めて。前回の1万字で全部洗いざらい話してくれてから、気付いたら全員横並びで、演技にバラエティに情報番組にアニメ主題歌にと活躍の場を大きく広げていることに気付いた時、4年前のことをやっと笑って話せる日が来たんだと思えた。本当に、次のステージへ進めたんだな。
— なりた (@_9box) 2018年3月1日

思えば、デビュー前からずーっと走り続けてきたんだね。本人達も、ヲタも。
「休んでいいよ」なんて言えないし、きっとそれは本人も望んでいないんだろう。ただ前へ、前へ。
ガムシャラに突っ走る気力も必要だけど、時には立ち止まって考えることと、先に進む為の体力作りもしてね。
— なりた (@_9box) 2018年3月1日

4年間ひたすらに来たから気付かなかった。気付かせてくれて、ありがとう。

…あっ、3/7にジャニーズWEST、9枚目のシングルとなる「プリンシパルの君へ/ドラゴンドッグ」が発売になります。キラキラ可愛い&ギラギラかっこいいで構成された神シングルと確信しているので、是非よろしくお願いします。というかこの売り上げがアイアイ*4を超えないと、事務所にもうアイドルソングをやらせてもらえないと危惧してます。アイアイが嫌いなわけでは決して…
46系列と発売日が被るので、1位取得は難しそうですが、15万…行かないかな？行ってくれ～！小瀧望初主演映画「プリンシパル～恋する私はヒロインですか？～」も3/3ロードショーです！お見逃し無く！