ジャニーズWEST衣装論－第1回 分類する
ジャニーズWESTのステージ衣装が大好きだ。
とにかくトンチキ感満載でお送りしたが為に「これは後輩が着れないだろ！」ってものが多い。メンバーの顔がプリントされた衣装を、一体どの後輩が着るってんだ。*1だがコンサート終盤になるにつれ、ゴッテゴテ重量感溢れるようになっていく。ファーに継ぐファーにスパンコールからサングラスよろしく。このギャップよ。たまらん。シングルカットのテレビ披露用にはお金掛けない*2のに、コンサートはやたら気合を入れて作ってくる。このギャップよ。たまらん。いいぞもっとやれ。
彼らの衣装を見てると、
「あっ、この衣装をこうアレンジしたか！」
「構成に合わせて理にかなってる早替え！」
ってことが結構ある。*3これがめちゃめちゃ面白い。
で、分析した。ヲタクは軽率にこういうことする。
その結果、まあとんでもない量になったので許して欲しい。ジャニーズWEST使用ステージ衣装、2018年3月現在でおよそ80パターン*4。
これだけ写真を並べても全部ではない。絶賛公演中のWESTivalは一部のワイドショーや雑誌でしか写真・映像が公開されていないからね。デビュー4年でこれだけの量って凄くない？じゃあ嵐とかどんだけ作ってるのさ？？
ステージ衣装の定義
このブログにおけるステージ衣装の定義を、まず決めなければならない。
コンサート、舞台、歌番組で着用した衣装
これがこのブログにおける、ステージ衣装の基本定義だ。PVの衣装にもイイ衣装はもちろん沢山ある。沢山あるのだが、私にはズンドコパラダイスのコント感満載の家族衣装や、バリ ハピのコント感満載の結婚式・じーばー・プール監督衣装や、ラッキィスペシャルのコント感満載の衣装にまで手を伸ばさなければならない。ジャケット写真まで含めると何パターンだよおい、となってしまう。なんなら舞台の役柄の衣装までオマケしましょうか、と言いたくなる。というか、私の手がそこまで回らない。ごめんなさい力不足です。精進します。
因みに、衣装の数を「着」でなく「パターン」と表記しているのにはいくつか意味がある。
衣装の脱着や組み合わせの変化により、別の衣装に変わってしまう場合。例えば、「キミコイ」衣装。初登場の「1st tour パリピポ」が完成系の衣装だが、「1st ドーム 24から感謝届けます」ではジャケットのみ採用され、下は違うものを着用している。また、「一発めぇ」における「水引」衣装。これは「粉もん」になると水引が取れ袴状態になり、「Summer Dreamer」で中のメンバーカラー衣装になる3段階仕様。あの時の衣装だ、とは分かるものの、その時とは魅せ方が異なるので、ここでは別のパターンとして認識をする。
衣装そのものにアレンジがされてしまう場合もある。前述の「一発めぇ」の「Summer Dreamer」衣装だが、同じものが「パリピポ」にも登場している。MC終わり後半戦、1周年メドレーの衣装だが、一部布がヒョウ柄に変更されているのだ。これもパターン違いとして認識する。
最後にソロ、ユニット曲の存在だ。これは同じ衣装を持っているメンバー、持っていないメンバーが存在する。例えば「なうぇすと」における「雪に願いを」の衣装は濵田・小瀧のみであるが、藤井・神山の「I got the FLOW」の衣装は直後の楽曲「Believer」と同じ為、7人セットで発注されている。このようにひとりひとりの衣装の数を計算していくと、衣装の数が多いメンバー、少ないメンバーが必ず出てくることを意味する。ユニット曲を1種類の衣装としてパターン化を図ることで、(私が)わかりやすいようにした。すみません自己都合です。
あんまりちゃんと計算してませんが、恐らく小瀧がほかのメンバーよりも1、2着多いんじゃないかと。
分類する
「フォーム」6パターン
次に衣装を1着ずつ、「フォーム」で分類する。
系統で分ける時に、何が1番重要か。使い回しもあるし、いじってる場合もあるし、早替え用に色々工夫がされているものも多い。となれば、色や楽曲分類でなく、形式が1番大きな括りになるだろう。この「フォーム」で、6分類。勝手に名前は付けました。なお★のついているものは、早替えや組み合わせ等により、多数のパターンが確認される衣装スタイルである。
ロングコートスタイル★
ジャニーズ早替えのド定番。とにかく上からロングコートを羽織れば下に着てるものあんまり見えないし、全体的な衣装の統一感も出るし、何よりかっこいいよね！っていうやつ。「上に羽織る」ということで、「なにわともあれ ほんまにありがとう！」のふわふわも、このロングコートスタイルに含めることにする。
ジャケットスタイル★
恐らく最も多いスタイル。イケメンはジャケットを着ると映える*5。黒統一にしてもかっこいいし、赤や青などの原色系、メンバーカラーでもいい。結婚式以外で白のジャケットを拝めるのは、ジャニーズの衣装と狩野英孝くらいだと思います。
セットアップスタイル★
ジャケット着てるメンバーもいるけど、シャツだけのメンバーもいるしなー、何ならメンバー全員デザインが大きく違うし、帽子かぶったり被ってなかったり、サスペンダーとかふわふわとか…みたいな衣装。「一発めぇ」の「My Best Friend」や「パリピポ」OPのヒョウ柄衣装、「ラキセ」の顔プリントなどが該当する。この手の衣装、凝りすぎていて後輩に下ろせそうにないものが多い気がする。メンバーカラーなどの統一感が出ている。
重量スタイル
WESTが大体のコンサート終盤で着てるやつ。重そうof重そうでコンサート終盤にそんなの着て暑くないの？暑いよね？脱げば？？？着エロっていいよね！！！ってなるやつ。早替えに向かない。セットアップっちゃーセットアップなんだけど、何せセットアップの衣装量は尋常じゃないので分けた。すまん。
既製服スタイル
一般に売られてる服をそのまま着せちゃえ！という衣裳デザイナーの投げやりによるもの。PVに多いが、一部テレビ披露やコンサートでも着用していたりする。弾き語り系の楽曲にも多い。「バリ ハピ」の衣装はジャニーズWEST史上最も安価な衣装として有名である。異論はない。
なお、ジャケットの中に着ているシャツなど、一部だけ既製服の場合も存在するが、ここでの既製服スタイルとは衣装全てが既製服のものを指す。基本的にこのブログでは除外するスタイルである。
トンチキスタイル★
トンチキの中でもコントスタイル、正統派スタイルと大きく二分されるが、WESTならでは。コントはおかんやモンキーエージェント、執事など。正統派トンチキにはインチキおじさんで有名なパラパラ衣装軍に、アイス及びたこ焼き、ヒーロー衣装がある。ホルモンもここに分類かな。というか、正統派トンチキとは一体。あと生着替えをたまーにしてくれる。このスタイルの衣装は、恐らくもう二度と披露は無いだろうと思われる。なんとも出オチ感満載であった。
以上「フォーム」6パターンを、更に細かく個人の「デザイン」3パターンで分類していく。
個人「デザイン」3パターン
統一スタイル
全員同じ。色やデザインによる差分が全く無いもの。ロングコートスタイルの「クリスマスメドレー」とジャケットスタイルの黒系統しか無いんじゃないかな。
差分スタイル
1番多いもの。同じ種類の生地を使うことで全体的な統一感は生まれるものの、装飾や型紙が違う。デザインは同じだがメンバーカラーになっている、というカラー差分も含む。
相違スタイル
統一性がゼロ。とはいえ、ファッション的な統一感は一応……申し訳程度にはあるのかな？同じアイテム、同じ生地を使うということがほぼ無いに等しい。重量や既製に多く見られる。我が道を行くタイプで、神山の帽子はマストアイテム。「パリピポ」における「PARTY MANIACS」、「なうぇすと」の「Believer」などがいい例。
これにより、フォーム6スタイル×デザイン3スタイルの、全部で18パターンに分けることができた。ただ、18パターン全ては埋まらない。ロングコート×相違や、既製×統一は今のところ存在していないのだ。現状では、18パターンよりも少なくなるはず。
終わりに
大雑把な分別を付けたところで、第1回はおしまい。そのまま行くと、多分ものすごい量になるので分けます。何回まで続くんだろう、これ…。てかその間に衣装増えたらどーすんねん。絶対増えるじゃん。終わるのか？これ。第2回は早めに投稿できるようにしておきます…。
※追記
第2回、24時間も経たずに掲載しました。やったぜ。
narita9box.hatenablog.com
